#3■ヤスロー作品の秘密
はん:彫刻も一緒だろうけど、マシュー団の活動とは別に今までにいくつか作品を書いたりとかしてるじゃないですか。前に物語のシチュエーションとか考えるのが好きだって聞いたんですけど、
ヤ:うん。
はん:昔からそうだった?
ヤ:遊びを作ったりするのが好きでした。
はん:遊び?
|
 |
ヤ:子供の頃、鬼ごっことかしてたんですけど、それ以外に勝手に自分たちでルールを作ってやってました。
はん:何遊びとかあるの?
ヤ:ありますよ。これは変なんですけど。公園に子供がいて、僕も子供なんですけどブランコにキーコ、キーコしてるんです。よし、笑わせようと。
はん:知らない子?
ヤ:知らない子(笑)。ある程度距離をとっておいて、どうやって笑わせるかっていう、顔の表情だけでとか。
はん:それ何遊び?(笑)
ヤ:友達3人くらいいて、「変態3人組」っていってたんですけど。誰が一番はやく笑わせられるか。
はん:でも芝居っぽいことやってたんだ、今考えれば。(笑)遊びでもそうなんだけど、子供のしぐさとか、ヤスロー君、すごく食いつくよね。
ヤ:食いつきますね。
はん:あれは何がいいの?
ヤ:楽しそう。(笑)ずっと続けるじゃないですか。あきもせず。多分それがしたいっていうか欲しいんでしょうね。
はん:すごく開いてるよね子供が盛り上がってるときって。
ヤ:うちの妹が知的障害者の学校、じゃないけどそういうトコで働いているんですけど、生徒みたいにして通ってくるんですけど、そこの生徒の動画とかを妹が見せてくれるんですけど、こんなちょっとゆれる動きをしてて、これだけですごい笑ってるんですよ。いつまで笑ってんのかなってずーっとみてたら、ずーっと笑ってて、で、先生たちも一緒に笑ってる(笑)見てるとすごい楽しい笑いですね。開放されてる。そうそう、マシュー団の代表の中島さんが「開放しろ!」って言ってましたね。
はん:あ、それがキーワードなんだ!
ヤ:あ、「開放されろ!」だ。
はん:「しろ」じゃなくて?「されろ」なんだ?
ヤ:「されろ」。「開放されなければいけない」
はん:自分で自分を解放するんじゃダメなの?
ヤ:多分同じことでしょう。「役者は開放されていなければならない。」と。
(学生運動かじった人にはなんだか懐かしいニュアンスかもですね:はん)
NEXT >>
|